映画ラ・ブームのあらすじと感想!1980年代のフランス人の生活
あらすじ
1980年フランス映画 世界的に大ヒットした青春ラブストーリー
主演のソフィーマルソーのデビュー作
パリを舞台に13歳の少女ヴィックは歯医者の父とイラストレーターの母の一人娘、
ブーム(ダンスパーティー)で知り合ったマチューに恋をする。
彼にお熱のヴィックは曾祖母のハープ演奏者に恋心を打ち明けアドバイスをもらう。
一方両親は父の浮気で別居、母親もヴィックの学校教師と付き合うがぎりぎりのところで
夫のもとに帰る。
ヴィックはマチューと些細なことで喧嘩をしてしまい、
自分の誕生日にマチューが来てくれないのではないかと心配をする。
そしてブームの日にマチューはヴィックのもとにやってきてふたりは仲直り。音楽にあわせて踊るふたり、そんななか階段をおりてくる一人の男の子(フィリップこの後「ラブーム2」に登場)にヴィックは目が釘づけになるところで終わる。続編が2年後に製作されこちらもヒット作となり、挿入曲の「愛のファンタジー」もヒットしました。
感想
1980年の当時ティーンだった私はフランスの女の子たちがどんな服装をして、
どんなふうに生活しているのか興味があり映画館で見ました。
ソフィー・マルソーのキュートな笑顔がとても印象に残る作品。13歳がこんなにませているフランスの世界が日本人の私には遠く離れた世界でした。
ブームをまねて友達を誘い家で音楽を聴くちょっとしたパーティーを女子だけでしたのも、この映画がきっかけでした。10代の女の子の悩みは世界中どこも同じで、何を着るかが大問題だし、ヴィックのように好きな男の子に好意をもってもらうための駆け引きが、人生の大問題なところもいまでは微笑ましい。
公開当時「ラ・ブーム」のサントラ盤を購入して、リチャード・サンダーソンの「愛のファンタジー」を聞いたのが初めてのフランス語の曲でした。
サントラ盤にはその他にも映像を引き立てた曲が満載です。母親役のブリジット・フォセーは「禁じられた遊び」でポーレット役を演じた女優さんで「ニューシネマパラダイス」にも出演したフランスを代表する女優さんでもある。
そして主演のソフィーは今ではセクシーな女性になり、「007」のボンドガールになったこともある、このときには美しい彼女に驚きました。この映画を見ると当時の自分とヴィックが重なるようで恥じらいと初々しさを思い出し、今でも見ると当時の自分に戻って若返ってしまうそんな作品です。「ラ・ブーム2」と続けて見るのがお勧めですし、サントラも是非聞いて欲しいです。
By ゴルのママ
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タグ:クロード・ピノトー監督, ソフィー・マルソー