映画秒速5センチメートルのあらすじと感想!大人向けのアニメ

「秒速5センチメートル」の検索結果_-_Yahoo_検索(画像)

公開日:2007年

 



[スポンサーリンク]


あらすじ

題名の「秒速5センチメートル」は「桜の花びらが舞い落ちる速度」であり、男女の距離と時間を淡く切なく3部作にまとめている作品です。

第一部では小学校時代の遠野貴樹と篠原明里の出会いと別れを描いています。2人はお互いに惹かれていきますが、小学校卒業と同時に明里が栃木に転校してしまうことになります。

スクリーンショット_013017_094410_PM

貴樹も種子島に引っ越すこととなり、もう会えなくなるかもしれないと決意し、明里に会いに行こうとしますが、大雪の影響で電車が大幅に遅延してしまいます。残酷にも時間が過ぎていき、辺りは夜に近づきます。

スクリーンショット_013017_094440_PM

第2部では種子島での貴樹に恋した澄田花苗からの目線からを描いています。進路への迷いと趣味のサーフィンのスランプ。再び波に乗れた時に思いを貴樹に告げようとします。

第3部では東京に帰ってきた貴樹を描いています。心は常に明里を追いかけており、3年付き合った女性にも心を向かせることが出来ず、彼の葛藤と思いが15分に濃縮されています。

 

感想

監督の新海誠さんは、男女の物質的な距離と心の距離を描くのが非常に上手です。この作品も誰もが近しい経験をしているんじゃないかというような、青春時代の淡く切ない思いを上手に表現しています。

特に1部ではその距離感がうまく描かれていて、大雪で遅延する電車の物質的な距離であったり、文通を通して表現される心の距離が印象深いです。



[スポンサーリンク]




スクリーンショット_013017_094512_PM

ハッキリ言ってもっと近くにいられたらいいのに!と思うのですが、その上手く伝えられない、ほろ苦さが現実的で青春なのかなと思います。

また、3部の最後に流れる山崎まさよしの「One more time, One more chance」の挿入歌と共に流れる映像はとても印象的で、1、2部含めた彼の思いが一瞬に濃縮されて表現されています。

そこには言葉はなく全て音楽に合わせた映像で表現されているので、その絵の場面の選び方、絵の表現力に驚かされます。主にPC中心で描かれている絵なので、実際に見えている風景よりも心理的な影響を受け輝きが込めて表現されているのでとても美しいです。

セル画中心の背景だと絵の具で作成されているケースが多いので、ここまでキラキラ感が出ることはありませんが、PC画独特だと思います。

スクリーンショット_013017_094603_PM

春の出会いのシーンでは春の暖かい雰囲気が表現され、星空のシーンではまるで宇宙の中にいるような気持ちになれます。

アニメといえば子供向けのイメージがあるかと思いますが、この作品は完全に大人向けで、トータルで1時間程ですが、非常に胸にグッとくる作品だと思います。

 



[スポンサーリンク]


コメントを残す

このページの先頭へ