映画シンデレラのあらすじと感想!実写版シンデレラ見ていて引き込まれる印象
公開日:2015年
あらすじ
主人公のエラは優しい両親と使用人、動物に囲まれて幸せに暮らしていた。だがある日母が病気で天国にいってしまう。最後に残した言葉は「勇気と優しさを忘れずに」母との約束を胸にエラは美しい娘に成長した。
父が再婚をしたいと言ったときも、それで父が幸せならと快諾した。継母はエラの美しさと若さに嫉妬し、意地悪をした。義理の姉たちも心が醜く、いつも自分のことしか考えなかった。
そんな中でもエラは3人に優しさを持って対応した。父が旅先で他界した後、いじめはひどくなり、エラはシンデレラと呼ばれるようになった。そして、どうしてもつらくなり森に逃げ出したとき、身分を隠した王子に出会う。
王子はシンデレラに再会するために舞踏会に国中の娘を招待した。継母たちに邪魔されながらも、フェアリー・ゴッドマザーの魔法のおかげでシンデレラは舞踏会に参加する。
そこで王子と再会し幸せな時を過ごすが、12時になり帰らなければいけなくなる。片足の靴だけを頼りに王子はシンデレラを探しだし、ついに二人は結ばれる。
感想
キャストの振り分けがイメージそのままで驚いた。また、音響もすばらしく、魔法がとけかけてカボチャの馬車が転がるシーンでは、自分もその物語に入り込んだかのような臨場感を味わうことができた。
アニメでは描かれていない幼少期の様子があることも魅力のひとつだ。どうしてこんなにも強く優しくいることができるのかわかった気がした。
いじめられても母との約束を胸にけなげに生きるシンデレラは応援したくなる。舞踏会での王子とのダンスシーンは圧巻だった。
ドレスの広がり方や色がきれいで、スクリーンいっぱいに広がるきらびやかな世界には誰もが憧れるだろう。また、脇役の継母にも注目してほしい。
どうしてシンデレラに対してこんなに冷たくあたるのか、その理由を話しているときは胸が締め付けられた。悪役に対してこのような気持ちになることができるのも見所だ。
王子と王の親子関係も感動的だった。王子が平民と結婚することに王はずっと反対していたが、自分がもう長くないと悟った最後、彼は息子に問う。
「王の命令だ、王女と結婚しなさいと言ったら?」王子は逆らうと答えた。
それに王は笑顔で「お前が選んだ相手と結婚しなさい」と答えた。
父の懐の深さと王子の一途にシンデレラを愛し、それでも父への尊敬を忘れない姿に胸を打たれた。王子が家に探しに来たとき、諦めていたシンデレラを助けた小さな動物たちもかわいかったし、細部まで見所がつまった映画だと思う。
感動的な要素のなかに、従者に返信した動物たちのコメディな一面が含まれていて、見ごたえは抜群だ。
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