映画最強のふたりのあらすじと感想

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公開日:2011年

 



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あらすじ

大富豪のフィリップは、事故で首から下がマ麻痺した状態で車椅子生活をしていた。
介護は大変で、いろいろな人間が介護にやってくるものの、音を上げるものも多い。
しかし、資産家のフィリップの元には我こそは、と介護職を求める大勢の人間がやってきていた。

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そんなある日フィリップの元に、スラム街出身の、無職の黒人青年ドリスが現れた。
彼は、介護職を求めて来た訳ではなく、就職活動の証を、と来ただけだったのだが。
初対面だというのに、面接には乱入するは、図々しいわで、とんでもキャラな彼だったが、どこか憎めないドリス。
フィリップは彼に何かを感じたのか、サインをしてくるから翌日来るように、と命じた。

翌日、フィリップの屋敷を訪れたドリスに待っていたのは一か月の介護試用期間。
資格も持たない、経験のない彼。
破天荒で言葉は乱暴だし、悪戯好きでめちゃめちゃなドリスだが、
彼のその飾らない、フィリップに同情を寄せない物言い、態度にフィリップも周囲の人間も彼を認めていく。

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クラシックを愛し文学を愛するフィリップの静かな世界に、今まで触れたことのないワクワクするような日常がやってきた。

介護というだけではなく、二人の心温まる友情を描いた作品です

 

感想

とても心温まる良い作品でした。
冒頭のシーンがとても象徴的で、この二人の関係を良く物語っている面白いシーンだと思います。

物語のメインは二人の友情と、変わって行くフィリップとドリスの姿だと思います。
最初のイメージでは、フィリップはとてもとても固い人で、いわゆるお金持ちのセレブリティな人物です。

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彼の元を訪れる介護の人たちも、非常に真面目でお堅いタイプばかり、といった感じです。
そんな彼らにフィリップも半ばつまらなそうな、うんざりした様子が見受けられました。



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そこに現れた青年ドリスは恐らく、フィリップの生活圏には一切いないような人物だったのでしょう。
実話を描いたものという事なので、実際にあんな風に現れたのだとしたら、一体どこを気に入ったのか非常に気になりますが
フィリップには見る目があったのだと思います。

介護が始まったばかりの象徴的なシーンは、身体の麻痺で皮膚の感覚もないフィリップにお湯を掛けて実験するドリス。
おいおい、と思わず言ってしまいそうな事を彼は平気でやってのける。でも、そこには、悪意がないし、ユーモアさえ感じてしまう。
その破天荒さや自由さが羨ましくなります。

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フィリップはドリスの事を「彼は私に同情しない」のだ、と表現します。
文字通り今まで接して来た人たちはきっと彼を同情めいた目で見ていたのでしょう。
飾らず接してくれるドリスは、フィリップにとって大きな存在だったのだと思います。

片思いのフィリップが彼女にラブレターを送ろうとするシーンがあるのですが、ドリスはおせっかいで彼に電話をおしつけてしまうシーンもあります。
激しく抵抗するフィリップでしたが、電話で嬉しそうに話すシーンはとても素敵でした。

話中に一度、ドリスがフィリップの元を離れるシーンがあるのですが、見る間に偏屈に戻ってしまいフィリップの姿が悲しかった。
彼にとって、ドリスは家族か、もしかしたら息子か、そのような見方もあったのかもしれません。

フィリップも無論ですが、ドリス自身の成長の物語でもあり
心にじわんりとくるいい映画だと思います。

Written by ふる



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