映画アジョシのあらすじと感想

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公開日:2010年



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あらすじ

テシク(ウォンビン)は、近所の人から前科者だと噂される孤独な質屋です。隣人の少女ソミ(キム・セロン)は、大人たちの言うことを気に留めず、テシクに懐いています。

 

ソミの母親はうらぶれた店のダンサー。店の同僚が持っていたやばいものに手を出したことが原因で、母子共々ヤクザにつれてかれます。さらわれるソミの姿を目撃したテシクは、母子を救うために走り出します。

 

ヤクザの事務所を訪れたテシクは、内臓を取り出されたあとのソミの母の遺体と対面します。そして、居合わせた警察にテシクは拘束されます。警察がテシクのことを調べたところ、情報に制限がかかっていることがわかります。

 

テシクにはかつて軍の特殊要員として働いていた過去がありました。テシクは食事の時に左利きであると申し出て手錠を外してもらった隙に、脱走を試みます。短時間で警察内部の人間を倒し脱走したテシクの能力に、警察は魅了されずにいられません。周りの自分への興味をよそに、テシクはソミを探し、再び走り始めます。

 

感想

無口、全身黒づくめの服、アシンメトリーに切った前髪で隠した顔。そこまでして地味にしても目立ちすぎるウォンビンの美貌に、最初はただのイケメン映画かと斜に構えて観ていました。

 

ところが、実は過去に軍の特殊要員だったという設定を納得させる激しくしっかりとした格闘シーンや、テシクが過去に結婚していた頃の回想シーンの妻や生まれてくる子供への柔らかい表情を観ると、何て器用な俳優なのだと感心せずにはいられませんでした。過去と現在とで同じ人間に見えないのです。



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時を経て、人間の顔はこうも変わるものかと思うことは日常にありますが、それを短期間にやってのけたところは、やはりただのイケメン俳優ではないのだと思わせてくれました。目の動き、佇まいなど、すべてにおいて繊細な演技をしています。

 

こんなに実力のある俳優だったとは知りませんでした。次回作を楽しみにしたいところですが、この作品以降、5年以上が経っても彼は新作を発表していません。燃え尽きたのでしょうか。

 

非常に残念です。映画の設定は、リュック・ベッソン監督の『レオン』を踏襲している感が否めません。また、俳優陣は、ウォンビン以外もそれなりにうまい、というところです。みなさん、もう少し癖を出してもよかったのではないでしょうか。

 

ソミ役の子役、キム・セロンが評価されているようですね。彼女、とっても可愛らしいのですが、美人ではありません。それが演技にリアリティを与えています。中心にいる俳優二人の演技が、どこかで観たような内容を特別なものに変えている、俳優の実力次第によってはどうなったかわからない映画です。



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