映画フラッシュダンスのあらすじと感想
公開日:1983年
ペンネーム:ダイエット大好きさん
あらすじ
場所はペンシルバニア州のピッツバーク。そこにはアレックスという女性で、昼は鉄工所で男性と混じって溶接工で働き、夜はナイトクラブの「モウビーズ・バー」で、テンポの早いロックのリズムにのってセクシーなダンスを踊るフロアダンサーとして働いて、バイタリティあふれる生活を送っていた。
彼女にはプロのダンサーになるという大きな夢があった。それゆえに家では一生懸命ダンスの練習に明け暮れるのであった。そして、名門の舞踊学院のオーディションを受けに行ったが、他の応募者たちのレベルの高さを感じ、自分にはバレエの基礎がないことで落ち込んでそのまま帰ってしまった。
ある日、モウビーズでアレックスの踊りを見たニックは「あなたのダンスとてもよかった」と食事に誘ったが、アレックスは「ボスとは食事をしないことにしている」とその申し出を断った。そこで、彼女が訪れたのはダンスの恩師ハンナの家だった。ハンナはアレックスのよき相談相手だった。
オーディションを受けずに帰ってきたアレックスに「あなたは18歳、やるのなら今よ、夢を捨ててはだめよ」とかつてジークフリード・フォリーズなどのダンサーとして活躍していたハンナはそのように忠告するのであった。そこでニックとアレックスはだんだん親しくなり、二人は共に欠かせない存在となった。
その後、二人の間でもけんかしたり紆余曲折があった中、アレックスはオーディションを受けることを決意し、ついにオーディションの通知がきた。オーディションの当日、アレックスはいろいろなイメージを取り入れた独創的で開放的なダンスをこん身の力をこめて踊った。
そのダンスに魅了される審査員たち。外に出ると赤いバラの花束を手にしたニックが外にいた。2人は抱き合うのであった。ついに晴れて舞踊学院の一員となり、プロのダンサーとしての道を一歩踏み出したアレックスには大きな夢が果てしなく広がるのであった。
感想
この映画は音楽、ダンスと本当にマッチしていて本当に楽しめる内容でした。この映画は音楽好きな人、ダンス好きな人、どちらかに興味があれば本当に楽しいです。ダンスシーンもいろいろなジャンルのダンスシーンがあるので、視野も広まります。
また、全く未経験の人でもダンスをやってみたいという気持ちを奮い起こしてくれる内容でもあるし、以前からダンスをしている人はさらに頑張ろうと新しいエネルギーを与えてくれ、そして特定のジャンルのダンスしか経験のない人も、別の新しいダンスをしてみたいと思わせる内容です。
また、主役のジェニファー・ビールスはとても魅力的で垢抜けしています。そして最後のダンスシーンは独創的でとても開放的でした。それに高度なテクニックも次々に披露し、最後のピルエットはとてもすばらしかった。おそらく4回ぐらい回っていたと思います。4回もきちんと回るのはなかなか大変で至難の業ですよ。
そのラストシーンの踊りはクラシックバレエとはいえず、むしろジャズダンスに近いと思います。しかし1つ1つ分析してみると、最後の4回転ピルエットもバレエの基礎なくしては到達しえないと思います。ジャズダンスを習う人は、バレエのレッスンに通う人も多いです。
それゆえにアレックスにしてもクラシックバレエの教室に通って基本からきちんとしたいという思いがあったのでしょう。特にジャズダンスはストリート系からモダン系などいろいろあってとても楽しく、奥が深いです。
それでもバレエは初級クラスでいいので(トウシューズのレッスンは必要ないです)、バレエの基礎はきちんとしておいたほうがいいでしょう。レッスンのときはエクササイズから意識することが上達の近道です。あと、ストレッチは絶対条件です。ラストのシーンを見て、以上のことをつくづくと感じました。
フラッシュダンス [ ジェニファー・ビールス ]
|