映画パコと魔法の絵本のあらすじと感想

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公開日:2008年

 



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あらすじ

医者も看護師も、入院患者でさえも変人ばかりが集まった小さな病院。その中でもひときわ目立つのが「大貫」という老人でした。「お前が私を知っているだけで腹が立つ」。そんな理不尽な文句が口癖であるその患者はとにかく偏屈で、他の患者から「クソジジイ」と呼ばれているくらいの嫌われ者。

 

ある時、大貫は入院患者の一人である少女「パコ」と出会います。しかしふとした勘違いから、大貫はなくしたライターをパコが盗んだものだと思い込み、パコのことを叩いて泣かせてしまいます。ですが翌日、大貫と出会ったパコは、昨日何があったのかを全部忘れていました。

 

事故の後遺症により、記憶が一日しかもたないパコ。しかし唯一、大貫がパコの頬に「触れた」ことだけは覚えていたのです。大貫はパコとの交流により、彼女に何かを残したい、何かをしてやりたいと考えるようになります。そこで考えついたのは、彼女の好きな絵本を、劇として演じることでした……。

 

感想

この映画は「ミッドサマー・キャロル」という舞台を原作にしたものです。3DのCGを惜しみなく使った映像は、おもちゃ箱をひっくり返したかのような派手さ。それなのに目が痛くなるほどきつくはないという絶妙なバランス。



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キャストも豪華で、特にパコ役を演じているアヤカ・ウィルソンが可愛らしく、すぐに感情移入出来てしまいます。もちろんその他のキャラも濃く、どこからどう見ても不良にしか見えない看護師と、変装が大好きで人を食ったような性格の医者には何度も笑わせてもらいました。

 

入院患者も、一癖も二癖もある人達で、消防車に轢かれた消防士やら、大人の俳優になりきれず自殺を繰り返す男やら、とっくに治っているのに賠償金を上げたいがためにわざと入院し続けているオカマやらと、個性豊かというより個性が振り切れている人達ばかりです。

 

そんな癖の強い者達がひとつにまとまるのが、ストーリー後半の演劇パート。パコお気に入りの絵本「ガマ王子VSザリガニ魔人」を皆で演じるシーンです。個人的に、本作一番の見所だと思っています。同時に一番笑ったところでもあります。

 

CGと実写がフルに発揮され、まるで自分も劇に参加しているような気分になれますし、シリアスとコメディのめりはりもあるので笑えるところでは思いきり笑い、感動出来るところではしんみりした気分に浸れます。

 

「子供が大人に読んであげたい絵本」というキャッチコピーの通り、これは大人のための物語です。もちろん子供も楽しめますが、これはぜひ大人に観てもらいたいですね。細かいことを考えず、素直に物語を楽しんで下さい。それこそ、無邪気に絵本と演劇を楽しむパコのように。



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