ファンタスティックビースト魔法使いの旅へを見たら涙腺崩壊した。
公開日:2016年
話題のファンタスティックビーストを見てきました。
ファンタステックビーストの世界はハリーポッターの世界よりも70年も前のお話であり、また舞台もイギリスではなくアメリカのニューヨークとなっています。主人公のニュートがイギリスからアメリカへやってきたところから物語は始まります。ハリーポッターシリーズの第1作品目『ハリーポッターと賢者の石』ではハリーが初めて魔法に出会い、魔法というものを初めて知っていく様子が描かれていました。
つまり私たちマグル(非魔法族)目線から物語が始まっていくのに対して、ファンタステックビーストでは最初から主人公がホグワーツ魔法魔術学校という学校を卒業した立派な魔法使いなのです。なので、ハリポッター作品を見ていない人にとっては、意味不明な呪文がいきなり出てきてしまい、突然の魔法に驚くかもしれません。しかし、ハリーポッターシリーズを見ていた人にとっては久々の魔法に感動すること間違い無しです。
ちなみに非魔法族を意味する「マグル」という言葉ですが、今回に舞台であるアメリカでは通じず「ノー・マジッ」(no・magic)と非魔法族は魔法族から呼ばれているのです。
ネタバレありの感想です
ここからはネタバレ含む感想を書いています。
閲覧には注意してください!
今回の映画ではこの「ノー・マジッ」が重要な役割を果たします。それが工場労働者のジェイコブです。
ジェイコブはこいつです。
で、こっちが主人公のニュート。
彼は魔法のことなど全く知らずに生活していたのにニュートのせいで大変な目に遭わされます。今までのハリーポッター作品では魔法族と非魔法族が関わり合うことはほとんどありませんでした。しかし、この映画ではジェイコブはかなり重要な役目があります。最初は太った生意気なかわいそうなおじさんぐらいにしか思わないのですが、だんだんなんてかわいいおじさんなんだとおもうようになります。
魔法族と非魔法族が関わり合いを持たないこの世界で、ジェイコブは様々なことを経験しますが最後には悲しい結末が待っています。非魔法族は魔法に関する記憶を持っていてはいけないというきつい決まりがあるのです。最後にはニュートたちとの記憶が全て消えてしまうシーンは涙無しには見ることができません。魔法界に誕生した非魔法族の新ヒーローに注目してみてください。