ウェイバック -脱出6500km-の感想!隠れた名作

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公開日:2010年

 

2010年のアメリカ映画です。ある兵士が強制労働所から脱走し、6500キロ歩いてインドまで逃れたという実話を基にした映画です。観る前は極寒でバタバタ人が倒れていく八甲田山的な展開を予想していたのですが、雪のシーンは意外に早く終わります。

 

ホッとしたのも束の間、とにかく食料が尽き、餓え掛ける一行。「バイカル湖に出れば、魚がたらふく食べられるぞ」こちらはてっきり釣りするシーンが入るかと期待したんですが、残念ながらありませんでした。釣り好きとしては少しガッカリです。

 

ここで、やたら巨大な魚を釣り上げて、みんなが泣きながら食べるシーンがあれば。でも、このバイカル湖発見のシーンは、見ていてこっちもホッとしました。そう、この映画は仲間の裏切りや狼に襲われるなどの派手な場面は無いのですが、見ていて本当に一行に感情移入してしまうというか、とにかく助かって欲しいと思わせる何かがありました。

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途中で少女が同行するようになります。一瞬「うわ、生臭い展開になるんだろうか」と身構えてしまいましたが、この一行は「まずは生き延びる」ことが第一であり、少女に手を出すことはありませんでした。良からぬ想像を勝手にして気をもんだ私の早とちりでした。

 

えげつない映画ばかり見ているから心が汚れているのでしょう。深く反省しなければ。逆に言えば、こういう潔癖さみたいなところはこの映画の良いところでもあります。バイカル湖を抜け、ようやくたどり着いたモンゴルに一行は到着します。

 

ところが、ここも共産主義にという皮肉が待ち受けています。ここからはオープニングから一行を苦しめていた豪雪の極寒とは真逆の、水の無い砂漠をひたすら歩くシーンが続きます。どんどん人が倒れていくので、見ていて辛かったです。

 

2時間超えの長い映画ですが、一瞬たりとも気が抜けませんでした。期待していなかった分、感動も大きかったです。採点するならば、文句なしに満点です。



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