ロメロ監督「ゾンビ」これを見ずしてゾンビ映画は語れない

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公開日:1978年

 



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感想

1978年の映画です。ご存知、その後の「ゾンビ映画」の礎となった大大、大傑作であります。実は私、人生において「最も繰り返し見た映画」が本作品であります。

 

その癖、まともに感想を書いたことがないのに気付いて愕然としました。恐らく、好き過ぎて書けないということなんでしょう。憧れが強すぎるアイドルに実際に会ったら、口も訊けないのと同じことですね。能書きはこれぐらいにして、この映画のオススメポイントをざっとあげてみましょう。

 

監督の存在

まずはジョージ・A・ロメロの、監督としてのピークが運命的にこの作品と重なったことにあると思います。これは好きだけに書き辛いのですが、新作を撮れば撮るほどに失望感を増やしてくれる今のロメロ監督作品を見れば明らかです。



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同じゾンビ映画を撮っているのに、なぜにこれほど面白さに差が出るのか。それは単純に、監督の心・技・体が頂点にあったからだと思われます。

 

特殊メイクの凄さ

次に特殊メイクを担当した(役者として出演もしてますが)トム・サビーニの存在が大きかったと思います。その後作られた「ランド・オブ・ザ・デッド」以降はクレジットに名を連ねていないことも、ゾンビ映画としての出来を大きく落とした一つの原因だと思います。

 

CGなどない時代。まさに職人芸いや神業ともいえる特殊メイクの数々を作ったサビーニ。切られるゾンビ、吹き飛ぶゾンビ、しまいにはヘリコプターのプロペラでやられるゾンビ。

 

もちろん、普通は目を背けたくなるような残酷なシーンなのですが、あまりにも見過ぎた私にとっては「凄まじいほどの情熱と時間を費やした結果の芸術」とさえ見えてしますのです。

 

脚本が痺れる

そして、これが最も私の心の琴線に触れて止まない部分なのですが、ストーリー(脚本)が素晴らしいのです。ゾンビから逃げ延びて立てこもるのが郊外のショッピングモール。この「永遠の中学生の夢」みたいな設定が、何度見ても画面にくぎ付けにさせるのです。ショッキングな場面も多いのですが、人間の極限状態、そしてそんな中に訪れる一瞬の至福の時間を是非堪能していただきたいです。



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