映画ゾンビはゾンビ映画の王様

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公開日:1978年

現在のゾンビのイメージを皆さんに聞くと最近ではゲーム原作の「バイオハザード」や海外ドラマでフランク・ダラボン氏発案の作品「ウォーキング・デッド」が2010年から放送され日本国内でも大人気になります。

 

残念ながらゾンビ映画の宿命か近年では日本国内のホラー作品は放送は愚か宣伝すらない上状態で規制の強化を感じ非常にマニアックなジャンルになっています。

 

しかしいざレンタル店に向かえば海外のホラー作品やゾンビ映画の新作が陳列されているのでアメリカ本国では忘れられていないと感じ安心します。

 

私自身稀に人と映画の話をする時、必ずホラーのゾンビ物が好きと進めるがやはり進められた側の意外性と困惑は毎回味わうことになっていますが諦めず必ず紹介している作品はイタリア国内で1978年に公開された「DawnoftheDead」を上げています。

 

監督は「ジョージ・A・ロメロ」氏になり今作では脚本も担当されていて本作では序盤のテレビ局のシーンで配偶者の「クリスティーン・フォレスト」氏と共演をしているので初めて知った時は夫婦仲が良いと想像し微笑ましい気分になりました。

 

ロメロ氏の代表作に「ゾンビ」を上げる人は非常に多く私も十分納得できる作品です。

 

今作の前にロメロ氏は1968年に「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」を公開、ゾンビ物の映画では先に公開している作品もありましたが今作の公開がきっかけでフィルムが美術館に所蔵されていたりと歴史的作品にもなっています。

 

「ゾンビ」はロメロ氏が手掛けたゾンビ映画の二作目になり公開後1985年には続編に当たる「死霊のえじき」を公開リビングデッドシリーズ三部作として一区切り切られていますが近年の2000年以降もロメロ監督が手掛けたゾンビ映画も公開されていてロメロ氏のゾンビに対する哲学を個人的には感じました。

 

「ゾンビ」に関しての情報ですがこの作品は現状視聴可能なバージョンがなんと3タイプ存在していてアメリカ本国で公開された「米国劇場公開版」、音響監督の「ダリオ・アルジェント」氏が主に音楽を担当した物を使用したバージョンの「ダリオ・アルジェント監修版」が存在、

 

米国版との違いは映画のシーンで使われているBGMが違ったりとロメロ監督が手掛けたバージョンと雰囲気が違う映画になっており音楽と編集によって映像は同じだけど音楽と編集によってこんなに作品が違ってくるのが非常に伝わってきます。



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ちなみに日本国内で公開されたのはダリオ版になるにで劇場で鑑賞した方が米国版を視聴した時は非常に困惑されたと言われています。

 

最後のバージョンは「ディレクターズカット版」はカンヌ国際映画祭用に新たに編集&追加シーンが増えて3バージョンの内一番公開時間が長くなっていますがカンヌまでの公開期間が短いせいか後に編集に不満があるとロメロ氏本人が発言されています。

 

「ディレクターズカット版」は「米国劇場公開版」と音楽が同じでダリオ版の音楽は少ししか使用されていませんが私自身初めて「ゾンビ」を始めてみたバージョンがレンタルで借りたビデオ版の「ディレクターズカット版」でしかも鑑賞後に購入したバージョンも「ディレクターズカット版」だったので個人的には非常に思い入れがあるバージョンだったりします。

 

このバージョンの良さはただ一つ少しでも長い間「ゾンビ」ワールドを体験したい方には適したバージョンだと言えます。残りのバージョンは冒頭に惑星爆破シーンを追加した日本版や非公式ながらドイツで発売された最長版。

 

ノーカット版などが存在、日本国内でも80年代に何回か放送されており日本の声優陣による吹き替えや残虐描写の修正など様々な細かい編集がされ放送されました、吹き替えに関しては近年発売されたブルーレイ版に吹き替えが収録されたりファンにはたまらない追加要素があります。

 

今作のストーリーの魅力は非常に多く語りつくせるか分かりませんが主に上げる点はメインの登場人物が4人、SWATのピーターとロジャー、恋人同士のフランとスティーブオープニングのただならぬ緊急速報に不安を仰がせピーターとロジャーが潜入したアパートに現れた人を食うゾンビの大量出現、

 

現場は大パニックになり悲劇の連鎖に、このシーンの愛している人がゾンビになるシーンは恐ろしく切ないです。そして4人のメインの登場人物が合流後ヘリコプターで移動、道中軍隊の出動と猟人達のシーンもBGM効果もあり見ている物をマヒさせます。

 

その後今作のメイン舞台のデパートに到着、都心に離れた場所にあるので非常に大きくしかも現在もデパートが経営中らしく「ゾンビ」ツアーも開催されているらしいです。

 

映画本編の見どころのゾンビからのデパートの奪取になりSWATのピーターとロジャーが率先して行動、その後に全員協力で入口を閉鎖したりデパート内のゾンビを全滅させていきます。その後お楽しみのデパート内での豪遊、視聴側も時代が違いますが楽しさは今現在でも通用し、映画中盤では登場人物に感情移入できているでしょう、

 

物語終盤も皮肉と風刺が痛いほど用意されておりラストの衝撃、そして虚無感は他のゾンビ映画の教科書的な存在となり今現在でもゾンビ映画の金字塔と呼ばれるに相応しい作品だと感じさせてくれます。



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