映画君の名は。の感想普遍的な「恋」

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公開日:2016年

 

 



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感想

この映画を見た後の余韻は今まで見た映画のどれにも当てはまらないような余韻でした。「君の名は。」、いかにも平凡なタイトルだと私は思いました。帰省していた息子は25歳を過ぎていますが、彼が強く「見ること」を勧めました。

 

息子は充分といっていいほどこの映画のことを知っていたようです。しかしまだ見ていなかった息子は、映画館に私と妻を連れて行ってくれたのです。私は久しぶりにアニメの大作を見ました。

 

絵力

驚くほどの描写力と、壮大な空間表現に度肝を抜かれたのです。ストーリーはある時は時代を超え、ある時は空間を超え、目がくらむほどの時間の中に私を誘っていきました。特に風景描写も素晴らしく、山々を彩る紅葉の1枚でさえ、1年以上かかってしまうのではないかと思われるような画像でした。



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共感した

主人公2人の人柄やそれぞれが生きている場所の設定も素晴らしく、また、それぞれとつながる友人たちもとても魅力的でした。
胸を締め付けられるような「恋」する心、主人公2人が求め合う心、これらは涙が出るほど純粋で、大げさですが永遠の愛とも呼べそうなものでした。

 

アニメーションの作品の中では、「だんとつ」ではないかと思わせる作品でした。時には絶望的な状況が描かれ、このまま終わってしまうのではないかと思わせるような場面が繰り返されました。しかしそのたびに「恋する心」、「求め合う心」これらが逆転の劇へと変化し、ついには劇的な「現実での出会い」が果たされます。

 

このような作品にはなかなか出会えないと思ったのです。ストーリーと言い、描写力と言い、音楽のチョイスと言い、素晴らしい作品でした。私の心の中に数10年前の激しい恋の記憶がわきあがって来ました。もしかしたらこの作品に触発され、私の過去の大切なもの、しかしもう戻ることのできないもの、しかし今も心の奥に消えずにあるもの、そのようなものが掘り起こされたのかも知れません。この作品は人の心の普遍性を描いたのではないだろうかと思うのです。



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