映画あんのあらすじ・感想!生きる意味を考えさせられる映画

公開日:2013年

 

 



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あらすじ

ドリアン助川さんの原作、河瀬直美さんの監督・脚本、主演は樹木希林さんで他に永瀬正敏さんや樹木希林さんの実の孫の内田伽羅さん等が出ています。永瀬正敏さん演じる千太郎は、訳があって小さなどら焼き屋の雇われ店主をしています。店主といっても、甘いものがすきな訳でもなく、店の経営に意欲を見せるでもない、ハリのない毎日を送っていました。

 

そんな千太郎をある日ひとりの樹木希林演じる徳江という老婆が訪ねてきます。お金の問題ではなくとにかくやとって欲しいということでした。千太郎は、断りましたが、徳江が置いていった餡を食べてその何とも言えない優しい味に驚かされます。

 

そして、徳江はどら焼き屋で働くことになるのですが、最初は彼女の餡が功を奏して店は繁盛するのですが、彼女がハンセン病であったということがわかり客足は遠のきます。そして、ある日千太郎は内田伽羅演じる店の常連ワカナとともに町はずれの療養所を訪ねるのでした。

 

 

感想

ハンセン病という病気でいわれもなく未来を奪われてしまった人々の目を通して人生を見つめていく映画なのですが、自分の人生に生きず待っている時には考えさせられる映画だと思います。



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人はとかく人生に「生きる意義」や「生きる目的」をいったものを求めがちです。それはそれで、ある種のモチベーションを持つにはいいのかもしれませんが、人生はどこでどんなことが待っているかはわかりません。ちょうど、若い徳江がハンセン病という病のためにいきなり未来を奪われてしまうかのように、そして若い千太郎がふとした事件で、未来を閉ざしてしまったように。

 

「何のために生きているのだろう。」「自分が生きる意味とは何なんだろう。」と言ったことが自問されると思います。そんな時には、閉ざされた環境の中で、生きてきた徳江が聞いたという言葉が響いてきます。自然の木々の緑やさわやかな風といった何気ない風景までもが「お前に見てもらうために、私はここにいるんだよ。」。

 

つまり、人間に生きる意義や意味、目的といったものは本来、必要ないんだと思います。生きること、生き続けること、それ自体が大きな人間に課せられたことであるはずのような気がします。

 

ただ生きていればそれでいいのに、それに対してそれだけではだめで色々なものを求めてしまうから人間だけが持つ苦しみが生まれてしまったのだと思います。そこには、上等な生き方もそうでない生き方もない、ただ自然にいきて過ごしていくという営みがあればいいんだよと、改めて教えらえた気がします。



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