映画ロクヨン(前編)のあらすじ・感想

公開日:2012年

 

 



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あらすじ

昭和64年に少女誘拐事件が起こり、少女が誘拐されることから話がはじまります。誘拐犯人が身代金をもってこいと要求して、被害者が警察とともに身代金を用意して、車で身代金を運びますが、結局中身だけとられてしまいます。

 

後日、少女の遺体が車で発見されます。犯人はつかまらず、捜査は失敗に終わりました。そして、身代金を運ぶまでに犯人と被害者が、電話でやりとりするのを、被害者の自宅で警察が電話を盗聴したのですが、その中で警察官のひとりがミスをしてしまい、盗聴を一度失敗して、被害者だけが話すことになってしまいます。

 

その失敗したことを、上司はなかったことにしようとします。一方、警察の組織の中では、広報官の三上(佐藤浩市)が新聞記者クラブとの間で、様々な事件で実名報道をするかしないかでもめています。この問題で広報部と記者クラブがバトルを起こします。そして、決着がつこうとするとき、模倣された誘拐事件が起こるのです

感想

まず豪華なキャスト陣が目につきました。警察広報部の中に、佐藤浩市、綾野剛、栄倉奈々。記者クラブに、瑛太。警察官に、三浦友和、吉岡秀隆、椎名桔平、仲村トオルなど。



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そのなかでも、佐藤浩市の演技力が印象的でした。この映画はストーリーを楽しむのもそうですが、俳優人の演技力を楽しむことも面白みのひとつです。鬼気迫った場面でみせる緊張感の多い映画です。警察の広報部の中で、仕事に直実な上司を演じる佐藤に、丁寧に説得する綾野と栄倉の演技も印象的でした。

 

広報部と記者クラブの事件の実名報道をめぐっておこるバトルでは、瑛太がいつもとちがったような役柄を演じて、クレームばかりつける場面に新たな一面をみました。盗聴作業の失敗したことでは、警察が失敗をなかったことにするところで、上司がきつく部下にあたる場面や、失敗した部下たちのその後の人生に狂いが生じるところに、社会の厳しさを感じました。

 

映画は前編と後編があって、前編ではそこまで濃い内容はないのですが、後編で、少女誘拐殺人事件の、誰が犯人なのかいろいろ想像する楽しみがありました。警察組織の中に犯人がいるのか、はたまた、全く別のところに犯人がいるのかと、この後の展開を自分なりにイメージしました。フィクションなのですが、実際あった物語のような感覚でした。実名報道を、警察と新聞記者クラブが話し合いをすることは実際にもあったのでしょうか。いろいろ考えさせられる映画でした。



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