映画タイヨウのうたのあらすじ・感想

公開日:2006年

 



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あらすじ

主人公のYUI演じる天音薫は、直接太陽に当たると皮膚が炎症を起こして死に至る、色素性乾皮症(XP)という病気を持っている。そのため、薫は太陽が沈んでから目を覚まし、太陽が昇る頃に眠りにつく、という生活を送っている。昼夜逆転の生活のため高校にも通えずにいる薫だが、親友の美咲に学校のことなどを聞く。

薫は、明け方に窓から外を眺めていると塚本高史演じる藤代孝治を見つける。孝治が気になる薫は親友の美咲に打ち明け、協力してもらうことに。

 

孝治は薫の弾き語りを聴きに行くと約束する。約束の日に街で弾き語りをして、孝治に歌声を披露する薫。二人は時間を忘れて楽しい時間を過ごすが、太陽が昇る時間が迫っていることに気づかなかった。

 

病気を理由に孝治との交際を諦める薫だが、両親や美咲に背中を押され孝治と付き合うことに。
短い生涯の中でも、恋や夢を諦めず精一杯生きる薫と薫を全力で支える家族や友だち、恋人の姿が描かれている。

 

感想

先天性の病気を持っていて昼夜逆転の生活を送り、他の人とは違う生活スタイル送っている薫ですが、自分のやりたいことをしっかりと持っていてそれを応援してくれる周りの人にも恵まれていてよかったと思います。

 

薫の両親も、幼い頃から薫を外で思いっきり遊ばせてあげたい気持ちを抑えて、薫の病気と長く付き合ってきました。そんな薫の姿も見ていたからなのか、ギターで弾き語りをすることや孝治との付き合いも応援してあげたいという気持ちが強く伝わってきました。



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薫は幼い頃から、病気を理由に色々なことを諦めてきたのだと思うのですが、孝治を好きになったことで何かが変わったのかなと思います。人はそれぞれ、病気を持っていたり大変な環境のなかにいることもあると思うのですが、それでも諦めず一歩踏み出す勇気を教えてくれている気がします。

 

そして、薫を支える両親と共に、親友の美咲の薫を想う優しさが強く伝わってきて温かい気持ちになります。薫に自分が病気だということを忘れさせるくらい、まっすぐに向き合ってくれる美咲は、薫にとってなくてはならない存在なのだと思います。

また、薫の病気を受け入れ、神経症でギターが弾けなくなった後も歌う場を与えてくれた孝治は、薫に「もっと生きたい」と思える勇気を与えてくれた存在なのかなと思います。

 

薫の家族や美咲と共にユーモアを交えながら、薫を元気づける孝治の姿にとても心が和みました。
そんな、一人の女性が病気と共に精一杯今を生きる姿と、友情や恋愛など様々な人との関わりを通して、生きるということを考えさせてくれた私にとって忘れられない物語です。



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