映画マギーのあらすじ・感想!愛する家族を守るための最善の選択とは?

公開日:2014年

 

アーノルドシュワルツェネッガー主演プロデュース作品のゾンビ映画マギーを観ました。
かつてないゾンビ映画だと騒がれていたので上映を心待ちにしていたのですが、その期待を裏切らないとても素晴らしい作品でした。
懐死性のゾンビウイルスに感染し感情や自我や記憶を失いつつある最愛の娘に父親がしてやれることとは何なのか?その見出しにいくつも考えさせられました。

 

もし自分の家族が感染してしまったなら、その時に自分はその家族に何をしてやれるのか、何をするのが正解なのか、と自問自答してみたのですが正解などあるはずもなく、考えてもきりがない事に胸が痛みます。
ゾンビウイルスに感染してしまうと二度と元には戻れず人間を襲う恐れがあるために、特別病棟と名付けられた施設に感染者は収監されてしまいます。

 

その施設の実態を知るアーノルドシュワルツェネッガー演じる父のウェイドは娘のマギーをそのような場所に閉じ込めたくないと考え自宅で匿うという選択に出るのですが、もし私がウェイドの立場でもそうしたいと考えます、

 

少しでも長くその家族を人としての尊厳を失わせず一緒に暮らしたい、と思うからです。
この物語の中でのウイルスはゾンビ化するまでの時間と過程が物凄く長くゆっくりなため、



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時折昔の儘の娘の姿が垣間見えるので、元通りにはなれないのかと思ってはその淡い期待を打ち砕かれかき消し、施設に収容されるのを待つのか、自らの手で殺めるしかないのか、ウェイドの苦悩の日々が続きます。
選択することのできない大きな問題できっと選択する方もされる方も辛い筈で、ストーリーが進んでいく中で考えれば考えるほど解らなくなりました。

 

ストーリーの中でマギーが最愛の人の忘れ形見でなのだという事を明かし、マギーの母親を本当に愛しそして授かった娘だからこそ大切に思い、失いたくないのだという話をするシーンがあり父親の娘を思う愛しいという気持ちに心が温かくなりました。
ゾンビで主演がアーノルドシュワルツェネッガーさんなのでアクション映画なんだろうと当初は勝手にイメージしていたのですが、想像と異なりとても静かな映画で、その静かさが不気味さを際立てていました。

 

マギーを演じるアビゲイル・ブレスリンさんの演技もとても素晴らしく、感染してゾンビ化してしまうまでの苦悩の日々をうまく表現されていました。
最期の選択は意外なもので、娘が父親を悲しい現実から救いました。憔悴しきった父の姿を目の当たりにして選択させる辛さから解放してあげるかのようにマギーは自分で自分の命を絶つという勇気ある悲しい行動に出たのだな、と解釈し涙が出ました。それはとても悲しい事ですが、父の愛に報いた娘の最善の最後なのだと感じました。



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