映画AKIRAの感想!今の時代を予見していたかのよう。

公開日:1988年

 

大友克洋監督の名を世界的に広めた作品。また近年の動向を予見していたかのような漫画のストーリー展開は今観ても遜色ない作品です。

 

また2020年東京オリンピックを予知していたかのような設定にも最近では注目が集まったので未だ鑑賞していない方は是非、観て頂きたい作品の1つです。あらすじは東京に新型爆弾が投下され第三次世界大戦が勃発。その後の復興を描いたストーリーなんですが・・・

 

何となく今の状況に似ていますよね。震災の復興のために世界的にも先進国であることをアピールしたい今の状況と抑圧された国民の不満を若い世代が声をあげ大人たちに反旗を翻すストーリーは何となく今の時代にマッチしています。

 

 

映画版では、そういった状況下での宗教的なことや激しい抗争はカットされていますが原作では壮大なストーリーになっています。AKIRAのテーマは自由な少年たちと国や法の下で管理されてる大人たちを描いたものだと思います。ある研究ラボでは軍がオリンピック水面下で超能力者たちの育成に励んでいます。



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これは第三次世界大戦化における子供たちへの人体実験だったわけですが抑制しきれなくなった力を大人たちは覆い隠し無かったことにしようとしました。どこか最近、聞いた話ですよね。

 

 

都合が悪くなると覆い隠してしまう。実は、こんな所まで話はリンクしていて笑ってしまいますね。何でも自由な発想で飛びまわれる少年たちは、ある意味では大人たちからも守られているのですがだからこそ汚い大人にはなりたくない。

 

 

そんな法やしがらみの無い少年たちが軍の人体実験に間接的に関わってしまい突如、抑制しきれない大きな力を持ってしまった被験者の孤独と後悔、そして憧れていた少年リーダーへの嫉妬。

 

 

これらを置き換えると政治などによって大きな力を経た大人たちが自分たちの都合のいい社会を構築していくことと同じですね。一度、強がって拒否してしまった少年の心は後戻り出来ず後悔ばかりが突き進み結果、破滅を引き起こします。

 

 

そんな中で唯一、素直になれたのが少年時代の素直な気持ちで言われてみれば大人になるにつれ固定観念や嫉妬といったもので中々、素直になれないけど子供時代は何でも素直でいられた気がしますね。

 

 

大人と子供と今の時代を照らし合わせ、まるでこのような時代が来ることを予見していたかのような大友監督の代表作AKIRAは、是非オリンピック開催前に鑑賞していただけると楽しい作品だと思います。



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